公開:2022/05/13
更新:2022/05/09
このコーナーでは、北米で多数のコーチが視聴しているコーチング動画サイトBasketball HQから、おすすめのコンテンツを紹介しています。 ※ジャパンライム株式会社が翻訳掲載の権利を取得した上で制作しています。
2 on 2 Wing Closeout Basketball Drill
チームがまとまりのあるユニットとしてディフェンスをするのに苦労している場合は、それを1対1あるいは2対2のように小さな数に分割し、そこから構築することをおすすめしたい。そうすることで、ディフェンスが崩壊している理由を理解し、ディフェンスの基本を再強化することがでできる。
このクローズアウトドリルを使用すると、プレーヤーにディフェンスの基本を教えると同時に、プレーヤーのディフェンス能力を評価することもできる。
ドリルに必要なもの
ボール1個と4人のプレーヤー。
ドリルの目的
ヘルプ、クローズアウト、ボールディフェンスのパフォーマンス向上に取り組む。
コーチングポイント
•ディフェンスプレーヤーはコミュニケーションを取り、ヘルプサイドプレーヤーはボールと自分のマークマンを見る必要がある。
•クローズアウトに行く時は動きがコントロール下にある必要があり、シューターとボールマンのどちらに行くかがはっきりしていなければならない
ドリルの手順
各ブロックに2人のプレーヤーを配置。両サイド前列プレーヤーがオフェンス、後列のプレーヤーがディフェンス。オフェンスプレーヤーの1人がボールを保持し、コーチの合図でボールを逆サイドのウィングに転がして追いかける。同時に、もう1人のオフェンスプレーヤーは逆サイドのウィングに走る。
ディフェンス側は、ボールマンと逆サイドのディフェンダーがクローズアウトしてライブディフェンスをプレーする。もう1人のディフェンダーはボールが逆サイドのウィングにある間、ペイントの真ん中でヘルプサイドにジャンプする。シュートが決まるか、ディフェンスが相手を止めるまでプレーを継続する。
通常5〜8分間継続し、タイムアップ時に最も多くのオフェンスと止めたチームを勝ちとする。