このコーナーでは、北米で多数のコーチが視聴しているコーチング動画サイトBasketball HQから、おすすめのコンテンツを紹介しています。　※ジャパンライム株式会社が翻訳掲載の権利を取得した上で制作しています。

5 Spot Offensive Basketball Rebounding Drill

このドリルは、オフェンシブリバウンドに積極的に絡み、しっかりとしたポジション取りを身につけるに最適なドリルだ。

優れたオフェンシブリバウンダーになるには、ボールを追跡し、ディフェンスに取られる前にボールがどこに行くかを予測し、ジャンプしてボールを奪取する必要がある。

このドリルではオフェンスリバウンドを取りに行くシミュレーションをし、ボールを最も高い位置で取ることを目的としている。これはビッグマンとウイングプレーヤーにとって良いドリルになっている。

ドリルに必要なもの

ボール1個とパートナー1人。

ドリルの目的

オフェンシブリバウンドが落ちてくるのをしっかりと追跡し、バスケットにフィニッシュする。

コーチングポイント

ジャンプする前にボールが落ちてくるのを追跡する（ボールを捜す）。

腕を広げ最も高い位置でボールを取れるようにする。

ティップ（ダンク）でフィニッシュするか、もしくは素早くボールを引きつけて着地しシュートを打つかの判断をする。中途半端にならないようにする。

ボールを取って一度着地する（ティップやダンクをしない）場合は、ボールは高い位置にキープしたまま素早くフィニッシュまで持って行く。

ドリルの説明

バスケット下からスタートし、コーチはボールを持っておく。コーナー（の3Pラインを踏む位置）まで走り、ペイントに戻ってくる。

戻ってくるタイミングでコーチがボールをフロアに叩きつけ、大きくバウンドさせる。空中にボールがある状態になるため、オフェンシブリバウンドのシミュレーションになる。プレーヤーはジャンプし、ティップダンクでボールをバスケットに叩き込むか、ボールを素早く引きつけて一度着地し、すぐにフィニッシュまで持って行く。

得点した後、すぐに次のスポットまでスプリントし、同じ動きを繰り返す。

5ヶ所（コーナー、ウイング、トップオブザキー、ウイング、コーナー）全てから走ってきてリバウンドショットを成功させなければならない。ドリルを厳しくするために、5ヶ所終わったら元の開始位置まで戻らせる（もう1セット行う）こともできる。したがって合計10本になる。

ショットをミスしたら、同じスポットに戻り、決めるまで同じ動作を行う。