公開:2021/03/05
更新:2021/02/22
このコーナーでは、北米で多数のコーチが視聴しているコーチング動画サイトBasketball HQから、おすすめのコンテンツを紹介しています。 ※ジャパンライム株式会社が翻訳掲載の権利を取得した上で制作しています。
Combination Post Scoring Basketball Drill
このドリルは、特にゲーム中にポストプレーヤーが行うであろう様々なポストスコアリングムーブを練習するのに役立つ。
試合中にポストプレーヤーは、いくつかの異なったパターンの得点チャンスを得ることになる。ポストプレーヤーの多様性に応じて、得点機会は本当に増加する。有利な体勢でポストアップするチャンスは必ず出てくると思うが、そのオプションでしか得点を決められない場合は、多くのチャンスを失ってしまっていることを意味する。
ドリルの目的
様々な得点機会のためのフィニッシュを練習する。
ドリルに必要なもの
ボール2個、パートナー2人、そしてコーン、もしくは椅子。
ドリルポイント
異なった動き、カット、ショットなど、細部に到るまで焦点を置き練習する。ドリルを行う時には、ディフェンスをイメージする。全ての動きをゲームスピードで行う必要がある。疲れた時にこそ、正しいテクニックで行えているかに気をつけながら動く必要がある。
ドリルの説明
左側のエルボーの少し外側にコーンを設置する。プレーヤーはコーン上の3ポイントラインからドリルをスタートする。
パッサーは逆サイドのウイングに、リバウンダーはバスケット近くにそれぞれポジションをとる。ドリルが始まったら、プレーヤーはバスケットにカットするためにダイアゴナルバックスクリーンをもらうようなイメージでコーン近くをカットする。 その後ボールをレシーブし、素早くフィニッシュまで持っていくか、ポストムーブを使うかのオプションを持つことになる。
シュートの後、右ブロック上でプレーヤーはポストアップし、パッサーはレーンラインまで(アングルを変えるために)ドリブルアップする。
パッサーがドライブしたら、ポストプレーヤーはボールをレシーブするためにショートコーナーにスライドアウトして、パッサーからのダンプオフパス(イージーにポストにパスができる状況でのパス)をレシーブする。
プレーヤーはバスケットに向かって動いてボールをキャッチし、アタックするためにスィングステップを使う。ここからプレーヤーはクイックフィニッシュ、シュートフェイクリバースフィニッシュなど、様々なプレーを選択することができる。
このシリーズの最後のシュートでは、プレーヤーはブロックからスタートし、レーンラインをまっすぐ上がり、キャッチアンドシュート(フィル、もしくはリプレイスシュートのイメージ)を行う。
パッサーはパスをする前に(ドライブした後のポジションから)ウイングに戻っておく必要がある。これで全てのシリーズが終わりになる。それぞれの種類のショットを3〜5回繰り返し行い、終わったら逆サイドでも同じことを繰り返す。