ダンプオフ・フィニッシュドリル

公開:2021/07/02

更新:2021/06/14

このコーナーでは、北米で多数のコーチが視聴しているコーチング動画サイトBasketball HQから、おすすめのコンテンツを紹介しています。 ※ジャパンライム株式会社が翻訳掲載の権利を取得した上で制作しています。

Dump Off Basketball Finishing Drill

このポストドリルは、プレーヤーがさまざまな角度、速度、高さからパスをキャッチし、フィニッシュできるようにするのに役立つ。難しいパスを受けてすぐにシュートを打つことを繰り返す。右手と左手の両方で同じようにフィニッシュする練習、さらにバスケット周りで迅速かつ効率的なフットワークを行う練習を意図している。

ドリルに必要なもの

ボール1個、パートナー2名。

ドリルの目的

ダンプオフパスをキャッチして、すぐにフィニッシュすることに集中する。さまざまな角度から両手どちらでもフィニッシュできるようにする。バスケットの周りのフットワークと身体のバランスを向上させる。

ドリルのポイント

アスレチックスタンスを維持し、パスを受ける側の手に余裕を持つ。ボールをキャッチしたらすぐに、バスケットに目を向ける。ディフェンスから離れ、できるだけ早く、高いリリースポイントに到達させることに集中する。

パスの種類はさまざまで、シューターのキャッチが難しくなるようなパスをわざとする。

ドリルの手順

ドリルを行うプレーヤーは、ベースラインに背を向けてバスケット下からスタート。パッサーは、ボールを持ったパートナーと向かい合って、数m離れたところからスタート。

パッサーはボールをパス。プレーヤーはどちらかの手でキャッチし、すぐにフィニッシュする。パートナーはリバウンドを取り、パッサーに返す。

パッサーが右または左に移動すると、ドリルを行うプレーヤーもそれについて行って次のパスを受け取り、フィニッシュする。ドリルを行うプレーヤーは常に胸をパッサーの方に向けていなければならない。同じ手で 2 回続けてフィニッシュすることはできない。このパターンを必要な回数または時間だけ続ける。

推奨時間、反復回数

プレーヤーのレベルに応じてドリルの時間を調整できるが、通常、継続時間は1 回あたり 1 分が妥当である。一定数のシュート成功回数を設定してもよい。8~12回が適切な範囲。

難易度を上げ、よりゲームらしくするには、ディフェンダーを追加してフィニッシュ時にコンタクトを加えるか、ブロッキングパッドを使用する。

あなたの悩みや疑問に、経験豊富な指導者が答えます。
回答は、当サイト内で順次公開。 皆様からのご質問をお待ちしております。
(質問者が中高生の場合は、指導者または保護者のアカウントからご質問を送信してください)