このコーナーでは、北米で多数のコーチが視聴しているコーチング動画サイトBasketball HQから、おすすめのコンテンツを紹介しています。　※ジャパンライム株式会社が翻訳掲載の権利を取得した上で制作しています。

Oldsmar Christian: 2-3 High Backdoor Basketball Play

このバックドアプレーでは、全てのオフェンスプレーヤーはフリースローラインの延長線上、もしくはそれよりも高い位置にポジションを取る。これによって、カットした時のどんなディフェンスのヘルプも（スペースがあるため）取り除くことができる。

これはディフェンス時にプレッシャーをかけること、ギャンブルをする（リスクを考えずにボールを取りに行く）ことが好きなチームに対して有効なオフェンスセットになる。ウイングでディナイしてボールをスティールしようとしているディフェンダーを利用することになる。

もしいかなるバックドアプレーも行わない場合、相手チームはあなたのチームに対してギャンブルし続け、プレッシャーを与え続けることができるはずだ。

つまりは相手は行いたいディフェンスができるため、そのディフェンスに対して必死に立ち向かわなければならない。

しかし、もし2、3本のバックドアレイアップを行えば、パッシングレーンのプレッシャーは緩くなり、様々な種類のセットオフェンスを行うことができるはずだ。

プレーの目的

レイアップをするためにバックドアカットをする。

プレーポイント

このオフェンスを行う時は、プレーヤー全員が高い位置にポジションを取る。もし相手チームのウイングプレーヤーがフリースローラインより低い位置にいた場合、そのディフェンダーは簡単に ヘルプに 行くことができ、バックドアは発生しない。

バックドアパスをレシーブするプレーヤーは、そのプレーヤーのディフェンスをしっかりとセットアップ（マークマンにつくことを）させ、パッサーはウイングをガードしているディフェンダーのすぐ横に向かってドリブルをしていく必要がある。