トランジションディフェンスの原則

公開:2021/10/08

このコーナーでは、北米で多数のコーチが視聴しているコーチング動画サイトBasketball HQから、おすすめのコンテンツを紹介しています。 ※ジャパンライム株式会社が翻訳掲載の権利を取得した上で制作しています。

Principles of Transition Defense in Basketball

この記事は、カンザス州立大学の男子チームのアシスタントコーチ(執筆時。現在はベイラー大学)、アルヴィン・ブルックス(Alvin Brooks)によって書かれたものである。


試合中にコーチが発する最も一般的なフレーズの1つは、「戻れ!」だ。ただし、シュートが決まった場合、ディフェンスリバウンドの場合、ターンオーバーの場合、それぞれで「戻る」ことの意味合いは異なる。

私は、壁を作ってペイントを守る「スプリントバック」を強調するコーチングスタッフの一員として、米国内でも屈指のディフェンスの信念を共有することができた。

その原則のいくつかを以下に概説したい。

良いショットを打つ

悪いショットは、多くの場合、相手チームがファストブレイクを始める最初のパスになってしまう。適切なオフェンスリズムから繰り出されるショットは、スプリントバック時にディフェンスが正しいポジショニングとなることを可能にする。これは、相手のボールを止めてマッチアップするための鍵となる。

コミュニケーション

早く、はっきりとした声で、そして途切れることなく。カンザス州立大学では、効果的なコミュニケーションなしには何も達成されていないことを強調している。

ペイントに戻るスプリント

トランジション中は、相手ではなくボールを守る。 マークマンに対して全力疾走すると、ボールを見失い、オフェンス側が攻撃するためのギャップが生じる。

レイアップを阻止

イージーバスケットを阻止すると、ゲームに勝つチャンスが増える。優れたトランジションチームは、相手にイージーバスケットを与えない。

オフェンスに2回以上のパスをさせる

これにより、後続のディフェンダーがプレーに戻ることができる。

相手にコンテストされたアウトサイトショットを打たせる

特にペイントの外側でコンテストされたショットは、精度が落ちる。マッチアップして、すべてのショットでハンズアップする。

相手の攻撃をワンショットに制限する

相手のポゼッションごとに複数のショットを許すと、士気、ディフェンスの自信、そしてさらに重要なことにシーズン全体に尾を引く可能性がある。


3対2トランジションドリル

X1、X4はタンデムディフェンスで図の位置に、X3はハーフラインの端。オフェンス#1、#2、#3はそれぞれ図の位置からスタート。笛の合図でオフェンスはアタックを開始、3対2のライブ。#1がドリブルでハーフラインを過ぎたらX3はセンターサークルにタッチしてプレーに参加する。

シュートが成功、またはリバウンド、またはターンオーバーしたら、X1、X4、X3はブレイクして#3、#5を相手に3対2を開始する。#6はX1がドリブルでハーフラインを過ぎたところでセンターサークルにタッチし、プレーに参加。このパターンを、設定された時間内繰り返す。

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