公開:2025/01/24
更新:2025/01/14
このコーナーでは、北米で多数のコーチが視聴しているコーチング動画サイトBasketball HQから、おすすめのコンテンツを紹介しています。 ※ジャパンライム株式会社が翻訳掲載の権利を取得した上で制作しています。
Two Ball Between the Legs Crossover Basketball Dribbling Drill
ドリルでは、ボールを2個使うことで、プレーヤーが快適ゾーンを超えるようにチャレンジを促す。
優れたディフェンダーはプレッシャーをかけ、ボールハンドラーに苦手なほうの手を使わせる。このドリルの動きを実行する能力があれば、ボールハンドラーはディフェンスから距離を置くことができる。この距離により、プレーヤーは適切な判断を下してディフェンスをかわす時間とスペースを得ることができる。
ドリルの目的
ビトウィーンザ レッグス・クロスオーバーの動きを練習し、ディフェンダーに対してそれを実行できるようにする。両手に差がなく動かせるよう練習し、ボールハンドリングを向上させる。
コーチングポイント
•特にクロスオーバーでは、ドリブルごとにボールを強く叩く。
•ドリル全体を通して目線を上げる。
•プレーヤーが自分の快適ゾーンを超えるように促す。そのためには、ボールを失っても構わないことを最初に理解させる。
•アスレチックポジションで、低い姿勢を保持する。
•指は床に向かって下を向いている必要がある。ボールが片方の手からもう一方の手へきれいに受け取られていることを確認する。
ドリルの手順
両手にボールを持って開始する。リズムを確立するために、両方のボールで1回のその場ドリブルを行う。その後、右手で脚の間を通してドリブルする(ボール1)。ボール1が動いている間に、左手にあったボール(ボール2)は前方で右手へクロスオーバードリブルで渡される。
ボール1のドリブルが完了し、左手で受け取るとすぐに、クロスオーバードリブルを実行して右手に戻す。同時に、ボール2でクロスオーバードリブルを行い、右手から左手に戻す。
つまり、足の間を通す動きを完了した直後に、前方でクロスオーバードリブルを 2回行うことになる。この一連の動きを設定した時間(推奨は60秒)続け、切り替えて左手で足の間を通す動きを開始する。上級者であれば、このムーブを実行しながら前に歩くことができる。