公開:2023/08/11
更新:2024/12/18
相手チームに特別背の高い選手がいて、対策に頭を悩ますケースは、どのカテゴリーにも存在すると思います。この状況を逆手に取り、強固なディフェンスからチャンスを生み出すプレーが、山形南高校の細谷 尚寿監督(現在は退任)によって紹介されています。同氏指導監修の動画作品から、該当部分をピックアップします。
ボールを見ないボックスアウトに行く
外国人留学生など、特別背の高い相手に対してボックスアウトする場合は、通常のボックスアウトとは異なる動きが必要となる。
ボールを見ないで相手に正対し、両手を高く挙げて、とにかく相手に中に入られないように踏ん張る(図1)。
その隙に、自チームのガードがバスケット下に飛び込み、外から打たれたシュートのリバウンドを狙う(図2)。
首尾よくリバウンドを確保することができたら、ファストブレイクから一気に得点を狙う。
ビッグマンに対して普通にボックスアウトすると、ガードが甘くなり簡単にボールを取られてしまう。相手に正対し両手を高く挙げることを徹底し、中に入られないように懸命に粘ることで、ディフェンスリバウンド獲得からチャンスを広げるプレーだ。動画では、このパターンをドリル化し、何度も練習する様子が収録されている。
〈商品情報〉
上記の内容は、コンテンツタイトル【県立山形南のディフェンスファンダメンタル】(全3巻)のうちの第3巻【身長の小さなチームでも獲れるリバウンド術】に収録されています。オンデマンド版、DVD版、どちらでも視聴可能です。
■指導・解説:細谷 尚寿(山形南高等学校男子バスケットボール部監督)
■実技協力:山形南高等学校男子バスケットボール部
コンテンツの主な収録内容
【第1巻】「個のディフェンス・ファンダメンタル」を磨く
■基本のフットワーク:ハンズアップランニング/アジリティードリル/ワンステップドリル/ツーステップドリル/ハンズアップムービング/サークルフットワーク/クローズアウト/クレイジー/ラングライドラン/スタンスドリル
■ルーズボールドリル
■1on1コースチェック
■2on2オールコートドリル:ヘッジ/ラン&ジャンプ/ダブルチーム/ミックス
【第2巻】「チームディフェンス」の基礎を築く
■3on3オールコートドリル:ヘッジ/ラン&ジャンプ(ショートラン)/ラン&ジャンプ(ロングラン)/ミックス/インバウンズでのダブルチーム/インプレーからのダブルチーム
■ハーフコートディフェンス:2on2/3on3(1・2・3)/3on3(ミックス)
■4on4ハーフコートディフェンス:4on4(ポジショニング)/4on4(ヘッジ)/4on4(ベースラインドライブの対応)/4on4(ダブルチーム後の対応)
■5on5ハーフコートディフェンス:5on5(ウイングへのダブルチーム)
/5on5(ローポストへのダブルチーム)/ 5on5(ダブルチーム後の対応)
【第3巻】身長の小さなチームでも獲れるリバウンド術
■リバウンド:個人のリバウンドドリル/2on2リバウンド/3on3リバウンド/大型選手へのボックスアウト/ 4on4リバウンド
↑今回紹介した内容はココ!
■5on5総合練習