ボールスクリーンディフェンスを分断するドリル

公開:2022/04/15

更新:2022/04/25

このコーナーでは、北米で多数のコーチが視聴しているコーチング動画サイトBasketball HQから、おすすめのコンテンツを紹介しています。 ※ジャパンライム株式会社が翻訳掲載の権利を取得した上で制作しています。

How to Split a Ball Screen in Basketball

このドリルでは、ボールスクリーンを守っているディフェンダーの分断に取り組む。スプリット(相手を分断する動き)は、正しい方法で使用すると非常に効果であり、ボールスクリーンを使用するための基本の1つだ。大きな鍵の1つは、低い姿勢を保ち、移動する時には爆発的に動くことだ。姿勢を高くしていると、ボールをティップされたり奪われたりする。

ドリルに必要なもの

ボール1個、椅子2脚、バスケット1個。

ドリルの目的

ボールスクリーンを読み、ビッグマンとガードディフェンダーの間を分割する方法を学ぶ。

コーチングポイント

ボールスクリーンに背を向けたり、姿勢を高くしてコートを見まわしたりしない。また、実戦を想定してボールスクリーンから出るタイミングを図る。

•練習できるスプリットムーブには4つのタイプがある。プッシュスルーまたはクロスオーバー、リバースレッグスルー、トップクロスオーバーのプッシュオーバー、ロークロスオーバーのプッシュスルー。

ドリルの手順

片方の椅子をフリースローライン延長線上、どちらかのウィングに置き、もう一方の椅子は少し間隔を空けてその内側、トップオブザキーに向く形で配置する。外側の椅子から1.5m程度離れた位置にプレーヤーの列をつくる。

先頭のプレーヤーはサイドライン沿いをドリブルし、仮想のボールスクリーンに接近する。

架空のディフェンダーをいくつかの異なる動きで身構えさせてから、ボールスクリーンを外れる。スクリーンから離れるときは、4つの異なるスプリットムーブのいずれかを使用する。

スプリットムーブを行った後、バスケット周囲でフィニッシュする。

当サイトの記事内容やジャパンライムコンテンツに関するお問合せはこちらから。