公開:2022/03/25
更新:2022/03/17
ジャパンライムの新作DVD「恩塚亨 Finish Skills & Drills」を視聴するに当たって、「ここに注目してほしい」というピンポイントを恩塚氏にうかがいました。
バスケットボールの可能性が広がる
「フィニッシュスキルを磨くことで、バスケットボールの可能性が大きく広がると思います。自分たちにサイズがない、相手が大きい、というよくあるケースであっても、整った心と身体を持ってペイントにアタックしていくことで、その壁は十分乗り越えていけると思います」
100%のスピードでアタックしない
「ペイントアタックしてフィニッシュまでもっていくプレーで注意して見ていただきたいポイントがあります。それは、100%のスピードでアタックしないこと。100%で行くと、身体のバランスもクリエイティブな要素も失われてしまいます。80~90%のスピードでペイントエリアにアタックしてほしいと思います。
フィニッシュという目的を達成するためにスピードという武器をどの程度使うか。そこに100%のエネルギーを投入してしまうと、余力がなくなってしまいます。適切な流れ、メリハリの感覚を選手がうまくイメージできるように導いてあげられるとよいのではないかと。
ペイントアタックからフィニッシュへの流れについて、選手たちは“特攻”的なイメージで捉えがちです。このあたりの考え方を和らげてあげることが鍵になる、そう思っています」
恩塚氏監修最新DVD「恩塚亨 Finish Skills & Drills」