「テーブルオフィシャルズ」アンケート結果概要 

公開:2022/04/15

更新:2022/04/11

Basketball JUMPでは2022年3月に「テーブルオフィシャルズ」に関するアンケート調査を行いました。この記事では、その結果概要をお伝えします。


課題を感じている指導者が大半

最初の質問で「選手にテーブルオフィシャルズをさせるうえで課題を感じていますか?」とお聞きしたところ、全35名の回答者中、大半の32名の方が「はい」と回答しました。中学や高校の先生方から、テーブルオフィシャルズの指導や運用に苦労しているとのお話を時々うかがっておりましたが、やはりこのテーマについて課題を感じている方々が多いようです。

具体的に、どのような点で困っているか。自由記述形式でご回答いただいた内容を下記にピックアップします。

テーブルオフィシャルズに関する課題

人数が少なく、一人当たりの負担が多くなること。(中学校部活)

わかりやすく、短時間で教える方法はないものでしょうか?(中学校部活)

スコアシート見本がほしい。(中学校部活)

経験の場がもっとあると良い。(高校部活)

ショットクロックをリセットしてしまうことがある。(高校部活)

過密日程。(ミニバス)

未経験者やルールをしっかりと覚えていない選手への指導。(ミニバス、同様回答複数)

特に24秒リセット、14秒リセット。(中学校部活)

機材がないため、なかなか本格的に練習ができる環境ではないこと。子どもがルールを理解していないため、まずはルールを教えることからスタートし時間がかかってしまう。(ミニバス)

試合映像を見せながら練習するが、まとまって指導する時に使えるような試合映像がない。審判のレポートが確認できなかったり、ショットクロック、メインタイマーが見えないことがある。(中学校部活、クラブチーム)

プレーの練習と違い、選手たちのモチベーションは上がらないため、重要性を伝えるのが難しいことが多い。(高校部活)

スコアの書き方やタイマー操作。特に24秒オペはルールを覚えさせるのに苦労している。(中学校・高校部活)

現在の地域でTO講習会がないので、練習試合で練習するしかなく、困っています。(中学校部活)

人数が少なく練習する機会がない。(高校部活)

TOをするのは練習ゲームが中心となるが、ゲームの指導がメインになってしまい、TOの指導まで手が回らない。(中学校部活・クラブチーム)

覚えることが多く、練習時間を割くことがある。(中学校部活)

マニュアルがないため、自分の経験で教えていること。(高校部活)

さらに、ここ1~2年はコロナの影響で練習試合が少なくなり、TOの練習機会も減ったことを指摘する声が多数寄せられました。限られた資源の中で何とか選手たちを指導し、テーブルオフィシャルズの精度を上げるために、皆さん苦労されているようです。

現場での工夫例

課題を抱えながらも、各々の現場で工夫している取り組みについて、自由記述形式で挙げていただきました。下記の具体例は、参考にしていただけるのではないかと思います。

担当をそれぞれ決め、その担当が他の生徒に指導できるようにしている。(中学校部活)

間違った時の対応を何度も教える。(ミニバス)

練習内でのミニゲームで、スコアや24秒の練習、指導をしている。(中学校部活)

東京都高体連では、ウインターカップのTOに向けて、準備をします。連盟が作成したビデオや、代々の先輩からの引き継ぎメモなどで勉強します。昨年は大会経験が積めなかったので、Wリーグの動画でシミュレーションをして本番に臨みました。(高校部活)

中学生は全部のことを覚えるのが難しいので、1つの仕事を専門的にさせて覚えてもらう。できるようになったら、別の役割を与えています。(中学校部活)

JBAのTOマニュアルを読ませる。(高校部活)

説明や操作の仕方説明後、動画等で試合を見せながら行わせる練習を繰り返す。また、その際にルールの説明も行う。(中学校部活)

必ずペアを組んで一つの仕事に当たるようにしている。振り返りができるように映像を残している。(ミニバス)

後ろについて指導する。(中学クラブチーム)

毎年1回、必ず新入生に対してTOの講習会を行う。(高校部活)

審判の方とのコミュニケーションを確実に。(高校部活)

コロナ前はTOに関する区の合同勉強会に参加させていた。(中学校・高校部活)

練習試合等で後輩にTOをさせ、先輩に指導させている。(中学校部活)

しっかりとコミュニケーションをとること,バスケットでコミュニケーションをとることと同じ、と指導している。(高校部活)

入部直後は、ルール説明と兼ねてTOの説明を行い、実践させる。ゲームライクなメニューで、レフリーやTOを実践させる。(ミニバス、中学校クラブチーム)

練習試合などで積極的にTOの練習もさせたり、ルールブックをコピーして学習させたりする。(高校部活)


▼ご回答いただきました方々、まことにありがとうございました。アンケート調査は回を重ねるごとに質も高まり、指導者の皆様がお互いに参考をしていただけるような情報共有ができつつあるのではないか、と感じています。今後とも、ご協力よろしくお願いいたします。

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