「個人スキル向上のための動画活用方法」アンケート結果概要 

公開:2022/05/20

更新:2022/05/19

Basketball JUMPでは2022年4月下旬~5月上旬に「個人スキル向上のための動画活用方法」をテーマとしてアンケート調査を行いました。回答数は少なかったものの、個人スキルに焦点を当てた動画活用に関し、貴重なご意見と実例を収集できました(回答者22名)。以下、抜粋して紹介します。


動きをイメージ化する、客観的に自分の姿を確認する

「選手の個人スキル向上のために動画を活用している」とご回答いただいた方々に、具体的な活用例と実感している成果を挙げていただきました。動きを具体的にイメージする、自分の動きを客観的に把握し、改善に結びつける、といった映像ならではの利点を活用し、成果を実感しているという回答が多数ありました。

シュートフォームチェック。成果:イメージと実際の動きの一致。(中学校部活)

NBA選手の動画などを見せる。成果:生徒も動画を探すようになった。(中学校部活)

スキルを活用している試合の映像を見せる。成果:ライブの状態で活用できるようになった。(高校部活)

Bリーガー等のモデルプレーの明示、自チームの選手の課題の共有。成果:スキルの必要性を認識しやすい。コーチ目線では課題があると感じていても選手自身はできていると思っていることが多かった。映像を見ることで身体の使い方などを再認識させることができた。(高校部活)

自分ではお手本を見せることができないシュートやドリブルなど、DVDやNBAの動画を見せる。個人のシュートフォームチェックにスマホを使う。スクリメージの練習もスマホやモニターでその場でチェックする。成果:シュートフォームなどはその場で改善される!映像ってすごい!と実感。(U12クラブチーム)

動きやスキルの見本として。成果:イメージがつきやすくなった。(中学校部活)

動画分析ソフトを使って個人にフィードバック。成果:言葉だけだと伝わりにくく、自分の実際を知り、向上させられたと思う。(大学)

タブレットで上手な選手の動画などを見せる。成果:身体の操作性が向上した。(ミニバス)

ジャパンライムで購入した動画と選手の動きを比較する。成果:動画を見せていなかった時と比べると、習得時間に違いがあった。(中学校部活)

練習メニューのイメージを事前に動画を見せることで作っている。(高校部活)

フットワーク、ボールハンドリング。成果:怪我が少なくなった。接触に強くなった。(ミニバス)

動き方の見本など。成果:動きの全体像のイメージができ、真似をするようになった。(中学校部活)

スキル動画を参考に練習。成果:実際に優れたプレーを見ることで、上達画早くなる(中学生クラブチーム)

習得してほしい技術の具体例として。成果:イメージ化ができるので、自分の動きをチェックしたときにハッキリと違いがわかるようになり、習得時間が早くなった。(中学校部活、クラブチーム)

撮影した動画の共有、お手本となるプレーの共有。成果:ドリブルのつき方、姿勢で細部まで選手が意識するようになった。(中学校部活)

必要に応じて実際のスキルを事前に動画で見せたり、選手がプレーしている様子を動画に撮ったものを見せたりしている。成果:言葉だけで伝えるよりも、動画を見ながらプレーを視覚的に捉えることで、選手がそのプレーをイメージしやすい。(中学生クラブチーム)

子どもたちの動きを実際に撮影。練習メニュー動画を実際に観る。成果:実際に練習中や試合で技術が進歩していることを練習導入前後で動画を撮り比較しながら実感しています。(ミニバス)

ドリブル、ハンドリング。成果:お手本の動画を見ながら何度でも繰り返し練習できる。プレーのイメージが見ながら練習できてわかりやすい。(中学校部活)

ディフェンススキルアップ。成果:相手との駆け引き等が向上した。(高校部活)

動画活用に関する課題としては、視聴環境面の問題を挙げる方が複数いらっしゃいました。

練習施設にもモニターなどの備品がほしい(U12クラブチーム)、ICT機器が小さくて見にくい(中学校部活。同様回答複数)、指導者向けのDVDや動画はあるが、選手が見て真似をして考えて、など主体的に取り組めるものがない(中学校部活)、等。また、「イメージ化にぴったりの動画を見つけるのに苦労する」(中学生部活、クラブチーム。同様回答複数)といった声もいただきました。

全体としては、小さな課題を感じつつも、動画活用が日々の練習の質を高めている様子が伝わってくるアンケート結果でした。ご回答いただきました方々に、改めて御礼申し上げます。「現在悩んでいるこの課題について、他の指導者の考えや実践例を知りたい」といったリクエストがありましたらぜひお知らせください(ご意見・お問合せ送信フォームはこちら)。今後のアンケート企画に反映させていただきます。

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