勝つべくして勝つためのデータはどう選ぶか?──恩塚亨「データ哲学」より

公開:2024/06/07

アナリスト出身であり、データ活用の達人として知られる恩塚亨コーチは、どんなデータを重視しているのか。恩塚氏自身がこの問いに答え、データ活用の基本的考え方を解説する新作コンテンツが、6月1日よりJLCオンデマンド限定で配信されています。その一部を抜粋します。


「たまたま」でなく「勝つべくして」勝つ

恩塚氏がコーチとして一番大切にしているのは、「勝つべくして勝つ」こと。「たまたま」勝つのではない。自分たちの強味を活かし、相手に対して優位となる状況を積み上げる。そのための土台を築くためにデータを活用する。

勝つことが最終目的であるが、その手前のステップとして、具体的行動に活かすためのツールとして、データを使う(図1)。

図1

コーチとして論理的確信を得るために

行動に活かせなければデータとしての価値はない。少ないデータであっても行動の根拠として使えるのであれば、そのデータには価値がある。

データを収集し、解析するためのソフトは、近年、格段に身近になった。それらを使う大前提として、選手たちの行動が変わり、チームのパフォーマンスに直結するデータを、いかにして収集するか。これが重要だ。コーチは1つ1つのプレーに対して論的確信を持って指導できることが大切で、そのためにデータを使う。

重要度の高いデータ

では、どんなデータを重視すればよいのか? 一言でいえば、「勝つ可能性を高めるデータ」だ。それらのデータを取捨選択するには、次の2つの視点が必要となる(図2)。

図2

1.バスケットボールの特性から見た、勝利に影響が大きいデータ

2.自分たちの強味を最大化して、相手の弱みにぶつける戦略に基づいたデータ

この2つに焦点を当てて、データをひもといていくことで、勝つために必要な情報が得られ、コーチとしての論理的確信につなげていくことができる。

コンテンツの構成─データ抽出からスクリプトまで

上記の内容は、オンデマンドコンテンツの冒頭部分「データとはいったいどういうものか?」から抜粋しています。次のセクション「データを選ぶ2つの視点」から内容は核心に入っていき、最終的には、データを行動に活かすための「スクリプト」の解説に至ります。 スクリプトが完成し、それを練習に落とし込むことで、真の意味でデータ活用できたことになります。

本編を通しでご視聴いただくことで、データ活用のプロセスを学べる構成になっています。

■本編の主な収録内容

・データとはいったいどういうものか?

・データを選ぶ2つの視点「バスケットボールの特性」

・データを選ぶ2つの視点「戦略的データ」

・スクリプト:データを「行動に活かす」ためのツールにするために

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〈オンデマンド作品情報〉

恩塚 亨「データ哲学」

■指導解説:恩塚 亨(BEYOND BASKETBALL 合同会社)

※6月1日より配信中

恩塚 亨「試合で技術を発揮するための鍵」

■指導解説:恩塚 亨(BEYOND BASKETBALL 合同会社)

※7月配信

■主な収録内容

個人競技とバスケットボール「保証された権利」の違いとは?/闘うスポーツは、何に集中力を発揮するべきか?/正解よりも大切なことは?/闘うスポーツの自信(試合で使える力)の身につけ方/闘うスポーツのコミュニケーション

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