公開:2025/03/14
更新:2025/04/29
オフェンス側マイボールでのベースライン・アウトオブバウンズプレー(BLOB)は、確実に得点したい場面の一つだ。新作DVD「鷲野鋭久の“中高一貫指導”バスケットボール」の中で紹介されているシンプルなセットプレーを紹介します。
ウィークサイドにスペースを空ける
鷲野氏が「初見の相手に対しては成功率が非常に高い」と言うこのセットは、図1のような配置からスタートする。
ウィークサイドのオフェンス2名が逆サイドにスプリントしてスペースを空ける。センターのビッグマンがスクリーンをセットし、そのスクリーンを使ってシューターが右サイドのスペースにカットしたところにインバウンドパスを送り(図2)、レイアップでフィニッシュする。
ディフェンスがヘルプした場合
ディフェンスがスイッチした場合は、ビッグマンがバスケット下に入り、そこへインバウンドパス(図3)。
スクリーナー、カッター、パッサーそれぞれが呼吸を合わせて適切なタイミングで動く必要があるため、パターンを繰り返し練習して、試合でこのシチュエーションになったときに必ず決められるように準備をしておかなければならない。DVDでは、ディフェンスの動きに呼応したオプションパターンや、サイドボールシステム、ハーフマンツーマンアタック、ゾーンアタックなど、いざというときに助かる戦略・戦術が紹介されている。
このセットプレーは、3枚組DVDのDisc3「 いざというときに助かる戦略・戦術」に収録されています。全体の作品概要は下記の通りです。
「鷲野鋭久の“中高一貫指導”バスケットボール」作品概要
■指導・解説: 鷲野 鋭久(星城高等学校 女子バスケットボール部 コーチ)
■実技協力:星城高等学校 女子バスケットボール部
<Disc1> 温故知新ファンダメンタル&感性・感覚を育てるチームドリル (54min)
<Disc2> チームディフェンスドリル&ファーストブレイクドリル(67min)
<Disc3> いざというときに助かる戦略・戦術 (36min)