UCLAカットからの連続的な展開でショットに結びつける方法は?

公開:2021/04/23

更新:2021/04/22

質問投稿者:40代 中学校男子指導者

回答者:荒井尚光(宇都宮ブレックスU-18ヘッドコーチ)


質問内容

UCLAカットからの連続的な展開を考えています。最後のショットまでの展開でなにか良いものがあったら、ご指導ください。


回答

UCLAカットからの連続的な動きとしてはいくつか方法があります。私の考えは一つの方法として考えていただければと思います。 まず、PnRを使用する中学校であればUCLAカット後にカッターはボールサイドのコーナーステイ、ポップしたインサイドプレーヤーはウィングの選手にPnR→Diveを行いダイバーにつなげる、入らなかった場合はコーナーステイのプレーヤーがリフトしシュートを狙います。こちらのプレーは主流ですね。

応用編ですとUCLAカットからポップの選手にパスを繋ぎ逆サイドの2人でハンマープレー(フレアースクリーン)を行うのも主流です。ハンドオフを利用するのであればポップした選手にパスをつなぎ、ウィングの選手がそのままハンドオフを使うのもありかと思います。

その他にも、UCLAカット後、自チームのモーションオフェンスに繋げるチームも多いです。考え方としては、3人と2人の関係性と連動性が重要になるかと思います。


荒井 尚光 Naomitsu Arai

栃木県小山市出身 宇都宮学園高校でウィンターカップに出場。白鷗大学に進学したのち、社会人リーグでプレー。2007年地元に誕生したリンク栃木ブレックス(現宇都宮ブレックス)に移籍。引退後は、BREXバスケットボールスクールで指導に携わるとともに、2014-2016年には栃木県成年国体男子部HCを経験。2016年に設立されたU15チームのHCとして、B.LEAGUE U15 CHAMPIONSHIP 2018と2020で優勝を果たす。現在は、2020年より活動を開始した、U18チームのHCを務めている。

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