公開:2026/08/25
更新:2026/08/20
8月8日に開催・収録された恩塚亨セミナー『練習のマネジメントをトータルで学ぶ』のレポート記事第2弾です。今回は、セミナーの最終セッションで行われた講義の内容から、「練習を組み立てる際の工夫」の部分をピックアップします。
ダイジェスト動画を公開中
セミナーの概要をコンパクトにまとめたダイジェスト動画がすでに公開されているので、まず全体を把握したい方は、下記のオンライン配信詳細ページにてご覧ください。
以下では、講義のトピックを簡単にまとめています。
取りこぼしを防ぐには
練習内容を組み立てる際に重要なことは、「取りこぼしのないように」だ。バスケットボールでは、試合に勝つための必須要素として、日々の練習で精度を高めるべき戦術がいくつかある。恩塚氏は、それらに優先順位をつけて書き出し、頭を整理しつつ漏れを防ぐ方法を示している。
チームの習熟度や時期によっても異なるが、戦術要素として優先順位No.1グループは、トランジションディフェンス、制約をつけた5対5、スクリメージなど。No.2グループは、1対1、ディフェンスリバウンド、ピック&ロールディフェンス、ポストティフェンス…と続いていく。
コーチミーティングであぶり出される課題が、これらのどれに該当するのか。それを検討してドリルに落とし込んでいく。日々の課題と練習が、自チームのパフォーマンス向上に、どのように統合されていくのかを可視化する。このプロセスが重要である。

また、テスト期間などで練習が一定期間空いたときにどこからスタートするか? 多くの指導者が悩んでいるであろう、この部分にも触れている。
恩塚コーチが考える人間力とは
勝つための必須要素として多くのコーチが掲げる”人間力”について、恩塚氏が自身の考えを述べているのも、今回のトピックの一つだ。
選手にとって何が成長のボトルネックになるのか? を考え抜いた末に恩塚氏が行き着いたのが、人間力であった。人間力があるかないかで、学びの質が変わる。どんなに能力があっても、人間力の低い選手は伸びない。これを実感している。

人間力を大切にしたら、練習で指摘されて不貞腐れるような感じになっていた選手たちも、自らの課題への向き合い方に変化がみられたという。
本セミナーのオンライン配信申込は9月4日まで。申込日より3週間、何度でも視聴できます。