昨日の自分たちを超えるためのドリル

公開:2025/02/21

更新:2025/04/29

2月14日から予約販売が始まった新作DVD「鷲野鋭久の“中高一貫指導”バスケットボール」から、鷲野氏が現在のチームで毎日のように行っているというドリルシリーズを紹介します。シンプルなドリルでありながら、マンネリに陥らず着実に進歩につながる設定となっている点にご注目ください。

ファーストブレイクの精度を上げる

これは「タイムシュートドリル」と呼んでいるもので、ファーストブレイクを想定して、段階的に人数を増やしながらフルコートでボールを運び、シュートで終わるパターンのドリル。中学校で指導していた時代から鷲野氏が掲げる「堅守速攻」をシンプルに体現したドリルで、全パターンに共通するテーマは「昨日の自分(自分たち)に負けない」こと。

パターンごとに、チーム全員で100本のシュートを成功させるまでのタイムを計り、毎日記録をつけてモチベーションアップにつなげ、レイアップシュートの精度を高める。

最初のパターンは、ドリブルシュート。1人ずつドリブルでボールを運び、フルコートを可能なら4回のドリブルで(難しければ5回で)バスケット下まで運び、レイアップシュートで終わる。全員の合計で100回決めるまで行う。

ドリブルシュートのパターンを行っているところ
「100本インシュート」に要した時間をこのように毎日記録し、のチャレンジを続ける

高速での前進をキープする

ドリブルシュートで100本のシュートを決めたら、3メン→4メン→5メン、と段階的に人数を増やし、パスをつないでレイアップシュートで終わるドリルを行う。3メン以降は途中でドリブルを入れずに、すべてパスでつなぐ。特に注意するのは、パスを出した後のスピードとコース取り。パスの後は高速を維持して素早くオープンスペースに入る。

3メンでパスをつなぐパターン

このタイムシュートドリルは、3枚組DVDのDisc1「温故知新ファンダメンタル&感性・感覚を育てるチームドリル」に収録されています。その他、作品概要は下記の通りです。

「鷲野鋭久の“中高一貫指導”バスケットボール」作品概要

■指導・解説: 鷲野 鋭久(星城高等学校 女子バスケットボール部 コーチ)

■実技協力:星城高等学校 女子バスケットボール部

<Disc1> 温故知新ファンダメンタル&感性・感覚を育てるチームドリル (54min)

<Disc2> チームディフェンスドリル&ファーストブレイクドリル(67min)

<Disc3> いざというときに助かる戦略・戦術 (36min)

≪先行予約受付中≫ 2月26日(水)13:00まで
【予約特典】ポイント2倍 2月28日(金)より順次発送  >>>作品詳細ページ

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