“世界一を目指す”ミニバスクラブが取り組むドリルとは

公開:2025/04/01

更新:2025/04/04

4月1日からJLCオンデマンドで配信開始の新作、『壱岐リトルソニックス 「世界一を目指す」ミニバスドリル』 は、女子ミニバスの強豪チームとして知られる壱岐リトルソニックス(福岡県福岡市)で行われているドリルを収録した作品です。本作の概要を紹介します。

ファンダメンタルの精度を生み出す練習と習慣

壱岐リトルソニックスは、先日行われた第53回マクドナルド全国ミニバスケットボール大会にも福岡県代表として出場し、そのスピードと高精度のチームプレーで注目を集めました。同チームの中嶋基喜HCは、この作品の冒頭で、日々の練習の中で重視しているポイントについて、次のように語っています。

「ディフェンス面ではプレッシャーディフェンスを中心に、ファーストバンプ、クローズアウトでのハンドワークや、ジャンプトゥザボールからのリカバリーディフェンスなど、一人ひとりがチームディフェンスに徹底できる練習に取り組んでいます。

オフェンス面ではファンダメンタルを中心に、ペイントエリア内での正しい身体の使い方や身のこなし、また、ボール移動やズレをつくり出す駆け引きなどにこだわっています。

チームで大事にしている状況判断の練習では、アウトナンバーやオフボールに対する目線のつくり方や、1個のドリブル、1個のパスにも目的を持って取り組んでいます。」

全編通じて、細部に渡るまで中嶋HCのこの考え方が浸透し、精度の高いファンダメンタルがどんな練習から生まれているのか、それがよくわかる構成になっています。

数多くのドリルがテンポよく進んでいく様子からは、選手たちを飽きさせず、本気を継続させる中嶋コーチの工夫も垣間見えます。

ミニバス世代から、本気で世界一を目指すメンタリティを選手たちに植え付け、そのために必要なことに取り組む姿は、指導年代を問わず、あらゆる指導者にインスピレーションをもたらしてくれるでしょう。ぜひご覧ください!

収録内容の詳細

オンデマンド版は2025年4~6月にかけて各チャプターを順次配信、DVDは2枚組のセット販売で4月9日(水)13:00まで先行予約受付中(ポイント2倍)です。

>>>オンデマンド版・詳細ページ

>>>DVD版・詳細ページ

■バスケットボールの身体づくり

・身体づくり

・リズムジャンプ

■ディフェンスファンダメンタル

・バンプの動きづくり/ルーズボールの動きづくり

・クローズアウトの動きづくり

・胸で相手を受ける動きづくり

■オフェンスファンダメンタル

・駆引きを意識した2ボール三角パス

・タイミングを意識した四角パスラン

・パワーと目線を意識した2ボールドリブル

・止まる・投げるを意識したアウトレットパス

■オフェンススキル

・抜き去るまでを意識したリトリート

・ボール移動と身のこなしでズレをつくるIラインアタック

・リズムの変化でズレをつくるペイントアタック①

・リズムの変化でズレをつくるペイントアタック②(コフィンコーナーから)

・全力レイアップ

・リトリートの駆け引きからベースラインドライブ

・攻める空間を自らつくるペイントアタック1対2

■チームオフェンス

・目線とオフボールの動きを意識した3対3

■ブレイクドリル

・目線を意識したスリーメン

・攻守の切り替えを意識したオールコート2対2

・4分間シュート

■チューブトレーニング

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