公開:2021/02/19
更新:2021/02/22
このコーナーでは、北米で多数のコーチが視聴しているコーチング動画サイトBasketball HQから、おすすめのコンテンツを紹介しています。 ※ジャパンライム株式会社が翻訳掲載の権利を取得した上で制作しています。
5 Dribble Drop Step Finish Basketball Drill
このドリルでは、ポストでボールを扱えるように、そしてフィニッシュのためにバスケットに強くアタックできるようになるための練習をすることができる。
ポストプレーヤーとしてのゴールは、ポストアップする時にできる限り深く(バスケット近くに)ポジションを取ることだ。しかし、これは常に簡単にできることではなく、フィニッシュする前にできるだけ良いポジションを取るべく、ドリブルしなければならない時もある。
このドリルは、大袈裟なぐらいにドリブルアクションを行うことによって、ポストでのボールハンドリングを練習することができる。そうすることで、ポストプレーヤーはバスケットに向かってフィニッシュまでもっていくことができるはずだ。
これはポストの専門的な練習として使うのに最適なドリルで、ガードとポストのプレーヤーたちが別れて練習する際には最適だ。
ドリルの目的
ポストでのボールハンドリングの練習をし、フィニッシュまで持っていけるようにしよう。
ドリルに必要なもの
ボール1個、ダミーディフェンダー、そしてパッド。
ドリルポイント
常にアスレティックスタンス(足幅を適度に広げ低い姿勢を保持した状態)を意識し、ボールを扱っているときはフロアの状況を確認できるように常に視線を上げておく。フィニッシュに行く時は、アグレッシブに、そして爆発的な動きを心がける。フィニッシュの形は特に指定されておらず、どんな動きをしてもよい。
ドリルの説明
ポストプレーヤーはボールを持ち、左ブロックのわずかに外側からこのドリルを始める。
パッドを持ったポストディフェンダーはポストプレーヤーの後ろにポジションを取る。アスレティックスタンスをした状態で、プレーヤーは右手で5回ドリブルをし、ポストディフェンダーを押し込むように強くワンステップ踏み、バスケットに近づく。
プレーヤーは同じ動き(5回その場で強くドリブルし、強くワンステップ)を合計3回繰り返す。3回目(最後)の時に、プレーヤーはジャンプフックを打つためにミドルにアタックする。もしジャンプフックが入らなかった場合、すぐにリバウンドを取り、決めるまでボールをシュートする。
シュート後、リバウンドを取ったらリセットしもう一度同じ動きを繰り返すか、もし他のプレーヤーがいる場合には次のプレーヤーがドリルを始める。設定した回数終わったら、サイドを変えて同じドリルを行う。