公開:2021/02/04
更新:2021/02/24
このコーナーでは、北米で多数のコーチが視聴しているコーチング動画サイトBasketball HQから、おすすめのコンテンツを紹介しています。 ※ジャパンライム株式会社が翻訳掲載の権利を取得した上で制作しています。
1 Minute Transition Shooting Drill
このドリルは、トランジションの中でのシュートに自信を持たせるためにはとても良いドリルである。良いコンディショニングドリルにもなる。
トランジションの中で走れるようになること、そして高い確率でトランジションスリーを沈めることができるようになれば、本当にコートを幅広く使うことができ、ディフェンスが守りづらい状況を作り出すことができる。
これにより、ディフェンスは高い位置でオフェンス側のプレーヤーをピックアップしなければならなくなる。もしくはオープンショットを諦めなければいけない状況になる。
これによって、ボールハンドラーはより広いスペースをコート上に持つことができ、もしもインサイドのオフェンスプレーヤーがハードにバスケットに向かって走っていれば、ディフェンスはかなり守りきるのが難しい状況に置かれることになる。
このドリルは同じシュートを何度も繰り返し練習したいプレーヤーにとっては最適のドリルだ。同様に、コンディショニングドリルとして、またメンタルタフネスを鍛えるためにも良いドリルになっている。
このドリルを行うことによって、プレーヤーは疲労が溜まり、精神的に厳しい状況でもシュートを成功できるようになるはずだ。
ドリルの目的
トランジションスリーを練習し、上達させよう。
ドリルに必要なもの
ボール1個とコーチ、もしくはパートナー1人
ドリルポイント
特に疲れた際に、毎回同じ形でシュートを打つように心がける。 シュートが入るか、外れるかの判断ができるまではシュート時の体勢でいなければならない。決してそれよりも早くハーフコートに走り始めたりしてはいけない。打ったシュートが入らなかったとしてもすぐに切り替え、次のシュートにすぐに移ること。
ドリルの説明
シューターはハーフコートからスタートする。リバウンダーとパッサーはボールを持った状態でペイント内にポジションを取る。
シューターは1分間で3ポイントライン内側の次の7箇所から3ポイントシュートを打つ:コーナー、ウィング、レーンライン(2ガードポジション)、トップオブザキー、逆サイドのレーンライン(2ガードポジション)、逆サイドのウィング、逆サイドのコーナー。
毎回シュートを打った後、プレーヤーはハーフラインまでスプリントし、ラインを踏まなければならない。そして、シュートを決めた場合のみ、次の場所に進むことができる。