公開:2022/03/04
更新:2022/02/28
このコーナーでは、北米で多数のコーチが視聴しているコーチング動画サイトBasketball HQから、おすすめのコンテンツを紹介しています。 ※ジャパンライム株式会社が翻訳掲載の権利を取得した上で制作しています。
Fake Hand Off Basketball Drill
このドリルは、ディフェンスが早く動き過ぎてほころびが生じた時に、偽のハンドオフアクションを機能させるものだ。ポストプレーヤーはハンドオフのフェイクを行った後、爆発的な動きでフィニッシュする。ペリメーターのプレーヤーは、偽のハンドオフとダウンスクリーンからシュートのタイミングを練習する。
ドリルの目的
フットワーク、アジリティ、およびハンドオフアクションを行うタイミングを練習する。ポストプレーヤーはアグレッシブにバスケットに到達する。パッサーはハンドオフアクションの後、ショットのためにトップカールする際、正しいフットワークでそれができるようにする。
コーチングポイント
ポストプレーヤーは、ハイポストまで激しくフラッシュする。フェイクハンドオフを行う際は自分の体でボールを守る。ドライブでは大きな最初の一歩を踏み出し、ドリブルでボールをプッシュする。ドリブルは1回。
ペリメータープレーヤーは、タイミングを調整し、仮想ディフェンダーを身構えさせるために激しくカットする。この動きによって、ハンドオフアクションが有効となり、ディフェンダーを誤った方向に向けるのに役立つ。
ドリルの手順
ペリメータープレーヤーはボールを持って左ウィングからスタートし、ポストプレーヤーは右のブロックからスタート。トップオブザキーにもう1個のボールを持ったプレーヤー、右エルボーに椅子を設置する。
ポストプレーヤーが左エルボーにフラッシュし、ペリメータープレーヤーからパスを受ける。この直後、ペリメータープレーヤーは、ハンドオフを受け取るかのように、ポストプレーヤーをハードカットする。ポストプレーヤーはフェイクハンドオフをして、ドリブル1つついてバスケットに運びフィニッシュする。
ペリメータープレーヤーはフェイクハンドオフの後、右エルボーの椅子をダウンスクリーンとして使用し、トップに入ってシュート。ポストプレーヤーはリバウンド位置に入り、ペリメータープレーヤーのショットをバスケットに押し込む。これで1回のシークエンスが完了。このアクションを予め決められた時間、繰り返す。