このコーナーでは、北米で多数のコーチが視聴しているコーチング動画サイトBasketball HQから、おすすめのコンテンツを紹介しています。　※ジャパンライム株式会社が翻訳掲載の権利を取得した上で制作しています。

Florida Gators Pick and Roll Basketball Finishing Drill

ポストプレーヤーが得点するための最良のチャンスの1つは、良いスクリーンをセットした後だ。ポストプレーヤーが素晴らしいスクリーンをセットした場合、彼らはディフェンダーにヘルプを強いることとなり、これにより、オープンショットまたはフィニッシュのためにロールまたはスペースを空けることができる。

このポストドリルは、ピックをセットし、フィニッシュのためにローリングする動きを練習する。ポストプレーヤーはパスをキャッチしたら、ヘルプディフェンダーのクローズアウトにアタックし、バスケットへフィニッシュを試みる。

ドリルの目的

スクリーンのセット、バスケットへのロール、そしてヘルプディフェンダーにアタックしながらのフィニッシュに取り組む。

コーチングポイント

•スクリーンの背後にできるだけ多くのスペースをつくる。

•ミドルまで激しくアタックし、有利なシューティングポジションを獲得する。

ドリルの説明

パッサーはウィング、パッドを持ったヘルプディフェンダーはニアサイドブロック、プレーヤーはニアサイドエルボーからスタートする。ポストプレーヤーはスプリントしてウィングでボールスクリーンをセットする。

ボールハンドラーがスクリーンアウトした後、ポストプレーヤーはベースライン付近まで激しくロールし、パスをキャッチ。ベースラインまでジャブステップしてから、中央に2つのハードドリブルでアタックする。この時点で、プレーヤーはディフェンダーの動きを読み、中央にジャンプフックで攻撃するか、カウンターフィニッシュのためにディフェンダーをスピンオフするかを決める。

ショット後、プレーヤーはレーンラインをエルボーまで移動し、そこで次のパスをキャッチする。エルボーでインサイドフットのピボットターンをし、シュートを撃つ。これで、ドリルの1セットが完了する。

この時点で、列に並んでいる次のプレーヤーがドリルを始めるか、同じプレーヤーがアクションを繰り返す。シュート試投数か成功数、または時間を設定してドリルを継続する。