フルコートチェイサー・フィニッシュドリル

公開:2022/08/26

更新:2022/08/22

このコーナーでは、北米で多数のコーチが視聴しているコーチング動画サイトBasketball HQから、おすすめのコンテンツを紹介しています。 ※ジャパンライム株式会社が翻訳掲載の権利を取得した上で制作しています。

Full Court Chaser Basketball Finishing Drill

トランジションバスケットは、勢いを生み出し、簡単にポイントを獲得するという点で、これがうまくいけばチームを勢いづかせることができる。ただし、特にプレーヤーの年齢が若い場合は、チームとしてトランジションの練習に時間を費やすことが重要だ。

このドリルは、1対1のフルコートドリルであり、ドリルを開始する際にオフェンスプレーヤーに対してわずかなアドバンテージを与える。ディフェンスがボールをバックチップしたり、カットオフしたり、フィニッシュをブロックしたりしようとしている状態で、フルスピードでフィニッシュできる技術を学ぶことは、実戦にとても役立つ。これは優れたフィニッシュドリルであることに加えて、ボールを全速力でドリブルしながらバスケットに向かって運ぶ練習でもある。

ドリルに必要なもの

ボール 1個、コーチ 1 人、選手 2 人。

ドリルの目的

トランジションの局面で最大スピードのドリブルをして、フィニッシュすることに取り組む。

コーチングポイント

•オフェンスプレーヤーはボールを押し出し、ドリブルを1回ごとに大きく前進することを心掛ける。

•バスケットに着いたら、コントロールされた動作の下でフィニッシュする。

•ディフェンスプレーヤーは全力疾走で追いかけ、バックチップを試みる。

ドリルの手順

オフェンスプレーヤーがエルボーに片足を置き、ディフェンスプレーヤーがブロックに片足を置いて開始する。パッサーは、逆サイドのウイングエリアに立ち、オフェンスプレーヤーにチェストパスを行う (プレーヤーわずかに前に導く)。ボールがパッサーの手から離れるとすぐに、ドリルがライブになる。

オフェンスプレーヤーはフロアを全力疾走してバスケットでフィニッシュを試み、ディフェンスブレーヤーは相手を止めようとする。

プレーヤーの組み合わせは毎回変えるか、2チームに分けて、合計ポイントを競わせる形式でもよい。必ず両サイドからフィニッシュを行うようにする。

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