公開:2024/04/05
更新:2024/04/02
このコーナーでは、北米で多数のコーチが視聴しているコーチング動画サイトBasketball HQから、おすすめのコンテンツを紹介しています。 ※ジャパンライム株式会社が翻訳掲載の権利を取得した上で制作しています。
Run the Pipe Basketball Finishing Drill
ほとんどのコーチは、トランジションでフロアを上がった最初のビッグマンに、フロアの中央をリム(リング)の前までまっすぐに走らせる。
これは「リムランニング」または「パイプランニング」と呼ばれる(他にもいくつかの用語がある)。 ビッグマンはリムの正面まで走り、ディフェンスが戻ってくる前にキャッチしてフィニッシュすることを想定している。
しかし多くの場合、ポストがリムの前に達した時点で、ポイントガードはハーフコート付近で相手につかまってしまう。 そのため、パスはディフェンスの頭上を越える軌道となる。 このパスはビッグマンにとって、走りながらにキャッチしてフィニッシュするのが難しい。 だからこそ、このドリルはビッグマンにとって非常に重要となる。試合中に使用されるゲーム固有の動きを想定したドリルと言える。
ドリルの目的
フロアを走り、ランでキャッチし、バスケットでフィニッシュする。
ドリルに必要なもの
パートナー 2 名とボール 2 個。
ドリルのヒント
ポストプレーヤーへのパスの種類を混合させ、彼らの練習となるよう、わざと悪いパスを出すこともできる。 プレーヤーはゲームの速度で走る。
ドリルの手順
ハーフコートのすぐ内側のウィングにボールを持ったパートナーが控え、プレーヤーはセンターサークルに入る。
プレーヤーはフロアの中央を真下に向かってリムまで走る。ペイントに到達するときに、右側のパサーが最初のパスを出す。 プレーヤーはパスを受け取ってドリブルをせずにフィニッシュする。 そしてリバウンドを獲得し、それをパスアウトし、次の繰り返しのためにハーフコートにスプリントで戻る。
次は反対側のパッサーからパスを受け取る。 回数を設定し、これを交互に繰り返す。