公開:2020/10/16
更新:2021/02/22
Script To Score
アメフトでは、試合の最初の5~10プレーのスクリプト(台本)を書いているコーチがよくいる。それにより、プレーヤーに自信を持って試合に臨ませることができるからだ。
バスケットボールのコーチでそれをしている人を、私はあまり聞いたことがなかった。46Winning Warm-Upsの著者で、オレゴン州ウィルソンヴィル高校の女子チームヘッドコーチであるジャスティン・デュークも、つい最近まで特にスクリプトを作ることはしなかった。しかし彼は今シーズン、彼のチームはオフェンスが弱かった。数週間前の5Aプレーオフでトップシードを失った。
だから彼は、試合の最初の2つのプレーのスクリプトを書いた。そうすればプレーヤーは、動きを正確に理解し、得点するためのポジションにすぐに入れる。チームが試合序盤で何点か獲得できれば、プレーヤーは自信が持てるし、さらに積極的なプレーができる。 そのために彼は今年、あえて沢山のセットを追加し、スクリプトコンセプトを採用したのだ。もちろん、スクリプトどおりにいかないリスクもあるわけだが。
Basketball Coach Weekly英語版129号 March 17, 2016 より
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