ブレイクの“生命線”アウトレットパス──鷲野鋭久監督の最新作よりvol.2

公開:2026/04/10

鷲野鋭久氏(星城高等学校女子バスケットボール部HC)の新作「パッシングブレイクの分解練習」を紹介する2回目。今回は本編から動画を切り出して、ブレイクの初動となるアウトレットパスの出し方を見ていきます。

ディフェンスの状況次第でパスの出し方を変える

この作品で見逃せない重要な要素の一つがアウトレットパス。ブレイクを出すためには、ここでつまづくわけにはいかない。もちろん相手も工夫してくるので、もらい方、出し方は練習で整理して共通理解を図っておく。

今回は守られ方に応じたパターンを段階的に解説している部分(バックコート1/4のつなぎ)から、3パターン切り出してみる。

レシーバーがディフェンスと並んでいる場合

まずレシーバーが相手ディフェンスと並んでいる場合は、レシーバーがサイドに走りながらワンパス速攻を狙う。

レシーバーのディフェンスが“少し”下がっている場合

レシーバーに対してディフェンスが少し下がっている場合は、上記のようにワンパス速攻を狙っても追いつかれてカットされる可能性が高い。レシーバーはVカットでいったんディフェンスを牽制してパスを受ける。

レシーバーのディフェンスが“完全に”下がっている場合

ディフェンスが距離を置いてかなり下がっている場合は、一度ワンパス速攻を狙ってからインフロントカットしてパスをもらう。これで1対0の圧倒的有利な状況をつくることができる。

このあと本編では、インフロントカットが相手に守られた場合のつなぎ方、さらに、4番目のパターンとして、ディフェンスの強度が高く「どうしてもパスを入れられない場合」について紹介される。

このように、ディフェンスに応じて、そのときに最適なパスを選択できるよう、パッサーとレシーバーが共通理解の上で動く練習を積み重ねる必要がある。実際にどう動けばよいか、映像を見て詳しく学べるのがこの作品だ。

ブレイクを成功に導くあらゆる要素を解説

本作は”パスより速いドリブルはない”、”5人でボールを運ぶ”という鷲野バスケのコンセプトが色濃く反映された作品となっている。そのため、パスのつなぎ方に最もフォーカスが当てられているが、ブレイクを成功に導くには、当然、他のプレーの精度も高めていかなければならない。

例として、トランジションの局面「4on4スクリーンアウトからの攻防」、ブレイク中盤から後半の局面「アウトナンバーからの攻め方」といった要素にも触れ、それぞれ練習法を紹介している。パッシングブレイクの一連を紹介しているのがこの作品だ。

作品概要

パッシングブレイクの分解練習

■指導・解説:鷲野 鋭久(星城高等学校女子バスケットボール部HC)

■実技協力:星城高等学校女子バスケットボール部

DVD(2枚組)→4月13日より予約スタート(4月22日までの予約でポイント2倍。通常5%→10%)

ストリーミング配信→4月13日配信開始。4月22日までのご利用で10%OFF。

JLCオンデマンド→4月13日配信開始。6月にかけて全編配信予定。

当サイトの記事内容やジャパンライムコンテンツに関するお問合せはこちらから。