形勢によってクローズアウトを使い分ける

公開:2026/07/31

更新:2026/07/29

好評発売中の『恩塚亨 Defense Innovation Drills』では、”相手軸のディフェンス”が作品を貫くテーマになっています。相手軸という考え方はクローズアウトにも反映されるべきであり、形勢を正しく見極め、自チームにとっての危険度に応じてクローズアウトの方法を選択しなければなりません。

3段階に分けて形勢を見極める

恩塚氏は本作品の中で、一般的にクローズアウトも雑になりがちで、不用意さが原因で簡単に抜かれてしまうケースが非常に多い、と指摘している。今どんな状況なのか、を的確に判断して、そのシチュエーションにふさわしいクローズアウト法を選択することができれば、ディフェンスはより有効となる。

状況判断の基準として、恩塚氏は、オフェンス対ディフェンスの関係を以下の3段階で捉えることを推奨している(図1)。

1. 間に合う

2. ギリギリ

3. 間に合わない

図1

それぞれで、正しいクローズアウトの仕方が異なる。だから各シチュエーションを設定した上で、ドリルによる繰り返し練習を行い、そのパターンを身体に染み込ませる必要がある。ここでは、最初の「間に合う」ケースのドリルを、本編から切り取った2本のショート動画で紹介しよう。

動画1:ドリルの設定と留意点

動画2:ドリルの実際+よくある問題と改善点

「行かなきゃ」でなく、相手のリズムに合わせる

ディフェンスでは、とかく自分軸が先行して「行かなきゃ」という心持ちでプレーしてしまうことが多い。しかし、それでは相手の思うつぼだ。これを防ぐには、相手軸、つまり相手のリズムに合わせて、相手のやりたいことをさせない対応が大切。

オフェンスプレーヤーにとって何が嫌なのか、何がミスを誘いやすいのか。従来のコーチングでは語られることの少なかった要素が、本作品の随所にちりばめられています。チームのディフェンスが劇的に変わるヒントを、ぜひここで見つけてください!

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