特集:データ分析(目次)

公開:2020/09/18

更新:2021/03/04

旬の話題を取り上げ、ご紹介していく特集コーナー第1回目は、皆様の興味関心も高い『データ分析』です。
当サイトでは、今後“バスケット力”を向上させる上で欠かせない「データ分析」にフォーカスしたコーナーも設けていますが、はたして「データ分析」とは何なのか。何から手をつけたら良いのか。…興味関心はあるものの、漠然とした思いを抱えていらっしゃる方も多いと思います。

今回の特集では、トップアナリストによるわかりやすい「0からのデータ分析」講座、中学生年代における導入事例、バスケの本場におけるデータ分析、実際の試合映像を使ったゲーム分析、分析ソフトの使用方法…と指導現場に取り入れるイメージが持てるよう、あらゆる面から取り上げてみました。

数字と映像から何を読み取り、活かしていくのか。
今、バスケットボールに必要なスキルを多方面から掘り下げていきます!


Contents

▶︎ 初歩から始めるゲーム分析【前編】/ 恩塚亨

▶︎ 育成年代からできる!映像分析のススメ/ 実践学園中学校

▶︎ 米国大学チームにおけるデータ分析/ 間宮誠

▶︎ ゲームの「みかた」(福岡第一vs開志国際)/ 平良航大

▶︎ 分析ソフトでできること vol.1/ 【SPLYZA Teams】

▼各記事の詳細はリンクから、または下記にてご確認ください。


初歩から始めるゲーム分析 【前編】〜5つのキーファクターに注目しよう〜

東京医療保健大学女子バスケットボール部を短期間で日本一に導いた恩塚亨ヘッドコーチは、かつて日本女子代表チームのアナリストも務め、ゲーム分析について多くの知見を持つ、この分野のトップランナーの一人です。その恩塚氏に、「初歩から始めるゲーム分析」というテーマでインタビューしました。盛り沢山の内容なので、前後編でお届けします!

・最高の練習をして、最大の効果を得るために
・センスを磨くためのセンサー
・Off Eff(Offensive Efficiency)
・eFG% (Effective Field Goals Percentage)
・FT Set(Free Throw Set)
・TO%(Turn Over Percentage)
・OR%(Offensive Rebound Percentage)
・一律の基準で評価することの意味

>>>記事を読む


育成年代からできる!映像分析のススメ

2015年~2019年の5年間で、全中を3回制した実践学園中学校男子バスケットボール部では、普段の練習の中で「映像分析」を取り入れた指導が行われています。今回は、映像分析を取り入れる狙いから、活用方法と効果について紹介します。

・「非認知スキル」を高めるために
・ツール・メディアは「学習の増幅器」である
・常に映像を撮って皆で観れる状態にしておく
・ネット上のアンケートフォームを使って振り返りを共有
・アプリも活用!学年に応じて役割を与える
・客観的にプレーを判断できるようになる
・「映像」を有効活用できるかは指導者次第

>>>記事を読む


米国大学チームでは、どのようにデータ分析が行われているか

現在、Bリーグ三遠ネオフェニックスでアシスタントコーチ兼通訳をしている間宮誠さんは、早稲田大学大学院在学中の2018~2019年に、インディアナ大学女子チーム映像分析班の一員として、1シーズンを過ごした経験を持ちます。
そのときの経験を現職にも活かしているという間宮さんに、米国カレッジバスケットボールのデータ分析、その最新事情というテーマでお話をうかがいました。

・統計学専攻の学生がスタッフとして帯同
・曜日ごとの勝率、ディフェンス効率
・練習時に取るスタッツ
・映像分析のスタッフとソフト
・「目指すべき姿」をイメージさせる
・個別ミーティングのための資料映像づくり
・ライブ撮影+コーディング
・マネージャーやプレーヤーをうまく巻き込む
・入口と出口にフォーカスする

>>>記事を読む


ゲームの「みかた」

~データと映像で切り取るチームの課題と試合のターニングポイント~

2019年3月に行われた「第18回おきなわカップ」決勝戦、福岡第一高校vs開志国際高校の試合映像を、東海大学シーガルスACの平良航大氏がアナリストの視点から解説。データと映像を通した試合分析から見えてきた両チームの課題に迫ります。

・得点の場面を中心に映像を分析
・試合の流れとスタッツ
・ターンオーバーの多さが致命傷に
・ピック&ロールDefでは間合いに注意
・ローテーションDefに改善の余地あり
・データや映像分析はチームプランを「客観的」に見る指標

>>> 記事を読む


分析ソフト【SPLYZA Teams】でできること vol.1

日本国内でも、さまざまなゲーム分析用ソフトが発売され、活用されるようになりました。ここでは、それらのソフトの中から、比較的手軽に導入可能なソフトとして注目されているSPLYZA Teams(スプライザ・チームズ)の開発・発売元である株式会社SPLYZAのバスケットボール分析班の方々に、実際にこのソフトで何ができるのか、を解説していただきました。

・分析するプレーを決めていこう
・分析するプレーをまとめていく
・タグ付けしたプレーを見ていく
・SPLYZA Teams のおすすめポイント

>>> 記事を読む


>>> 「データ分析」コーナーの記事も読む

>>> 「トレーニング・コンディショニング」特集の記事も読む

>>> 「恩塚コーチの真髄に迫る」特集の記事も読む

>>> 「クラブチーム」特集の記事も読む

当サイトの記事内容やジャパンライムコンテンツに関するお問合せはこちらから。