より良いフリースローシューターを育成するには

公開:2022/04/22

更新:2022/04/15

このコーナーでは、北米で多数のコーチが視聴しているコーチング動画サイトBasketball HQから、おすすめのコンテンツを紹介しています。 ※ジャパンライム株式会社が翻訳掲載の権利を取得した上で制作しています。

Creating Better Basketball Free Throw Shooters

この記事は、マーサー大学男子チームのアシスタントコーチJarred Merrillによって書かれた。


フリースローはバスケットボールではとても大きな要素であり、時にはその試合だけでなく、シーズン全体の成績を左右する要素にもなり得るが、コーチとプレーヤーは他のことに忙しく、フリースローへの対策が十分ではないケースも多々ある。

この記事では、チームでフリースローシュートの改善に取り組み、より優れたフリースローシューターの育成を目指すための施策について考えていきたい。

フリースローの重要性を十分に理解しているか

ブザーが鳴り、あなたのチームは重要な試合を落としてしまう。スコアは78-77で、プレーヤーたちは肩を落として退場する。その間、あなたとあなたのスタッフはロッカールームにゆっくりと戻って、彼らに話しかける準備をする。ロッカールームに入るとヘッドコーチがスタッツを求める。スタッツが印刷されて手に渡るまでに数分かかることを彼は知っているが、彼は完全に怒り、目に見えて落胆している。

アシスタントコーチがロッカールームに入ってスタッツシートを神経質に届けると、ヘッドコーチはシートをひったくり、フリースローのスタッツが22本中9本(40.9%)であったことに気づく。フリースローを逃したことほど、コーチを苛立たせることない。しかし、苛立つ前に、毎日の練習でフリースロー対策を十分に行ってきたか、コーチ陣は胸に手を当てて考えなければならない。

フリースロー練習がリラックスタイムになってないか

プレーヤーはフリースロー練習の時は精神的にリラックスする傾向があるが、それがどれほど重要かを再度強調しよう! コーチはフリースロー練習も注意深く彼らを見守り、ショットに自信と修正を与える必要がある。バスケットボールのコーチとして、私たちは練習中にプレーヤーの心にエネルギーを注入し続けることを忘れてはいけない。フリースローの精度向上がそれらの1つであることを確認しよう。プレーヤー1人あたり、1週間に400〜600 回のフリースロー練習をさせよう。そして試行されたすべてのショットを集計し、彼らに改善のアドバイスしよう。

悪いルーティン

ボールをスピンさせ、深呼吸を4回行い、7回ドリブルした後、フリースローを投じて失敗する。こんな例を数限りなく目撃してきた。私は常に、「ルーティンはできる限りシンプルに」と指導してきた。プレーヤーにすべてのルーティン要素を挙げてもらい、余計なものを排除するのだ。ドリブルやその他のナンセンスを取り除くことで、プレーヤーはよりシューティング自体に集中できる。

ネイルホール

ネイルホール(構えの位置)は、多くのコーチがフリースローについて話す時の出発点だ。コーチとして、各プレーヤーの自然な構え位置が頭の上、額、または耳の横、それらのうちのどこが最適なのかを評価する必要がある。左右に少しだけ移動することで、結果が大きく変わるケースもある。

狙いと焦点

フリースローが苦手なプレーヤーに、彼らがどこを狙っているか聞いてみよう。いくつかの答えはあなたを驚かせるだろう。この質問をされたとき、優れたシューターは、「リムの真ん中、その少し後方を狙う」と答えなければならない。適切な弧を描いてターゲットの正面をわずかに超えてボールが沈んでいくイメージだ。

シューティングフォーム

肘をロックして手首をスナップすることに重点を置き、すべて1つのモーションで行う。繰り返し練習を行って、筋肉の記憶を構築しよう。

ボールがネットを通過する間、プレーヤーをラインにとどまらせる。あまりにも頻繁に、特に2回目のフリースローの後、プレーヤーはラインから外れてしまう。これはひどい習慣だ。リリース後は膝のクッションを使って身体のバランスを保って着地する。上述のルーティンのところでも触れたが、動作の初めから終わりまでのモーションを制限するようにプレーヤーに勧めよう。モーションが少ないほど、問題も少なくなる。

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