公開:2021/12/10
更新:2021/12/06
このコーナーでは、北米で多数のコーチが視聴しているコーチング動画サイトBasketball HQから、おすすめのコンテンツを紹介しています。 ※ジャパンライム株式会社が翻訳掲載の権利を取得した上で制作しています。
Steve Nash Two Ball Alternating Basketball Passing Drill
ポイントガードまたは主要なボールハンドラーにとって、ドリブルからのパス精度を高めることはゲームに多くの価値を加えることができ、競技レベルが上がるにつれて、それは必需品となる。それが重要である理由は、パスが成功するために常に大きな時間枠があるとは限らないからだ。
パスのレシーバーがダウンスクリーンやバックカットなどから予想よりも早く飛び出してしまうことがある。また、カッターが床の両側で開く可能性があるため、左右どちらの手からもパスできることも重要だ。
このパスドリルは、チームで行うことも、個人練習として行うこともできる。必要とするのは、2個のボールとボールを跳ね返す壁だけである。
ドリルの目的
どちらの手でもドリブルからパスできるように練習する。
ドリルに必要なもの
ボール2個と壁。
ドリルのヒント
パスドリルであるが、できるだけ強くドリブルすることも重要である。直線的なプッシュパスを意識する場合は、ボールを浮かせないようにする。レシーバーをイメージしながらパスを行う。
ドリルの手順
テープなどを貼って壁の胸の高さ付近に正方形のターゲットを設定する。プレーヤーは両手にバスケットボールを持って、壁から2m程度離れて立つ。両手で同時にドリブルを始め、ターゲットに向かってにプッシュパスを行う。反対の手ではドリブルを続けながら、跳ね返ってきたボールをキャッチ、その後ドリブルを再開し、反対の手でパスを行う。これを左右交互に行う。30秒間続ける。