特集:クラブチーム (目次)

公開:2020/11/27

更新:2021/07/21

長年、日本における中学生年代の育成環境は部活動が主流でした。しかし、近年の部活動改革により、部活動の活動が制限される中で、全国各地でクラブチーム化の動きが出てきています。また、Bリーグではユースチームの保有がクラブライセンスの条件となり、各クラブでユースチームが立ち上げられて活動をしています。

部活動・クラブチームともに参加可能な第1回ジュニアウインターカップ(全国U15バスケットボール選手権大会)も開催されるなど、U15年代の育成は、部活動・クラブチームの垣根を越えて多様化してきています。

そこで、今回の特集では「クラブチーム」に焦点を当てて、地域に根付いた街クラブからBリーグのユースチームまで、それぞれのチームの理念や育成方針、チーム運営、日々の練習について紹介していきます。

将来の日本バスケ界を担う原石を発掘し、磨き、次のカテゴリーへを繋げるために、育成年代の指導者に必要な考え方や指導理念を、皆さんとともに考えていきたいと思います。

Contents

サンロッカーズ渋谷ユースチーム

『勝利』と『育成』の両方を追い求める

東京都バスケットボール協会のU15カテゴリーの活動にも携わる、強化・育成部の松岡亮太さんと、ユースチームの指揮をとる木村一明コーチにお話を伺いました。

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ソシオ成岩スポーツクラブ ideas

バスケを通してライフスキルを伸ばす

愛知県半田市立成岩中学校に併設された学校地域共同利用施設であるクラブハウスの管理運営しているNPO法人ソシオ成岩(ならわ)スポーツクラブ。今回は、同法人のバスケットボールJrクラブのideasのルンゲ春香コーチに、その活動に対する思いと、実際の活動内容を伺いました。

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レバンガ北海道ユースチーム

「考動力」を育てる指導

クラブチーム特集のBリーグユース2チーム目は、レバンガ北海道ユースチームの取り組みを紹介。『コミュニケーション』を大切にしながら『考える力』を身につけることに注力するレバンガ北海道ユース齋藤HCにインタビューしました。

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CLUB SIGNPOST(CS)

選手と指導者の受け皿になることを目指して

2020年6月より活動を開始したCLUB SIGNPOSTの代表を務めるのは、公立高校に勤務する吉田監督です。部活動の活動時間が限られている中で、バスケをしたい選手と教えたい指導者の受け皿を目指すクラブチームの活動についてお聞きしました。

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宇都宮ブレックスユース

ハードワークと連動性のある動きを身につける

Bユースの中でもいち早くU18チームを立ち上げ、U15からの一貫した育成を行っている宇都宮ブレックスの取り組みを紹介。トップで活躍する選手を輩出すべく、ブレックスユースで取り組まれている指導を紹介していきます。

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Club Peace of Mind(CPM)

なりうる最高の自分を目指すために

「バスケットボールの家庭教師」事業を展開する株式会社ERUTLUCが運営するクラブチーム「CPM」。チームの理念や普段の取り組み、さらにバスケットボールの指導者に向けたメッセージまで、代表を務める鈴木良和氏の思いがあふれるインタビューをお届けします。

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名古屋ダイヤモンドドルフィンズユースチーム

将来伸びる「自律」した選手の育成

bjカップで連覇を達成するなど、結果を残してきた名古屋ダイヤモンドドルフィンズユースチームを指導する末広HCは、目の前の結果よりも選手の将来にフォーカスした指導を実践されています。その一端を2週にわたって紹介します。

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LEOVISTA BASKETBALL CLUB

良い循環を生み出す仕組み作りを目指す

千葉県で活動するLEOVISTA BASKETBALL CLUB。Bリーグや日本代表でも活躍した経験を持つ指導陣が揃うチームが、どのような理念のもと運営されているのか。そこには自身もトップチームでプレーをした金子代表の熱い思いがありました。

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川崎ブレイブサンダース ユースチーム

ハードワークが体現できる環境をつくる

川崎ブレイブサンダースユースが特に力を入れているという「フィジカル」面の指導について詳しくお話を伺いました。トップチームから一貫した体制で、フィジカル・コンディショニングの管理を徹底する取り組みを紹介していきます。

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アースフレンズ東京Z ユースチーム

ポジションレスで「世界」に羽ばたく選手の育成を目指す

Bリーグ2部に所属するアースフレンズ東京Zのユースチームは、2021年1月に開催されたJr.ウインターカップにも出場した、13名の少数精鋭チーム。「ポジションレスバスケットボール」と「世界に通用する選手の育成」について岩井HCにお話を伺いました。

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アルバルク東京ユースチーム

とにかく選手の経験、体験を重要視する

Bリーグの強豪チームであるアルバルク東京のユースチームでは『10年後今のバスケットは時代遅れかもしれない』という発想のもと、どのような指導が行われているのか。ジュニア・ユース年代の指導を統括する、塩野竜太アカデミーマネージャーにお話を伺いました。

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ライジングゼファーフクオカユースチーム

社会に出て通用する人間を輩出する

Bリーグ2部に所属するライジングゼファーフクオカのユースチーム。橋本竜馬選手、比江島慎選手をはじめ、中学校部活動で多くのBリーガーを育ててきた鶴我隆博コーチに、ユースチームでの指導や指導者としても考え方についてお話を伺いました。

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Bリーグの下部組織から総合型地域スポーツクラブまで、運営母体や活動指針は様々ですが、一つ共通しているのは指導者、スタッフの熱い想いです。参加してくれる子どもたちが、人として、そしてプレーヤーとして成長できるより良い環境を目指し、日々奮闘する方々による興味深いお話がたくさん聞けました。


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